人によって症状が違ってくるうつ病|治療費用の相場をリサーチ

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こころの病気の原因とは

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日常で重なる様々な要因

うつ病の症状は、肉体的な病気の症状のようにわかりやすいものではありません。なんとなく不調が続く状態が、実はうつ病へとつながるサインであることも少なくありませんが、どのようにして起こるか、その要因を知らないと見過ごしてしまいがちです。うつ病の症状としてよく知られるものは、気分が落ち込む抑うつ症状、集中力が散漫になる思考力低下、好きだったこともやりたくなくなる意欲の低下などが主なものです。ただ、こうした症状は特にこれといった原因が無くても起こる場合もありますし、一過性のものでいつの間にか改善している場合も少なくありません。うつ病という病気が起こる場合、大きく分けて環境要因と身体的要因とに分けられますが、その原因には遺伝的要素も絡んでいると言われています。ただ、幼児期の体験や家族環境、社会的な人間関係など後天的な要素が強く関与することも多く、遺伝的要素があっても必ずしも発病するとは限りません。また、発病を誘発する要素は日常生活の中にたくさんあるため、単に1つの要因だけで発病に至るわけでもないのです。現代は、うつ病を発病する人口が増えていることが指摘されていますが、これは社会生活からくる過度のストレスがトリガーとなっていると言われています。しかも、こうしたストレスの原因は悲しいことばかりとは限らず、昇進や結婚、出産といったおめでたい事柄である場合も少なくありません。客観的に見て良いことであっても悪いことであっても、環境や生活が大きく変化することで発病につながることはあります。特に、何事にも真面目で責任感が強い人はストレスを発症しやすい特徴があり、脳内にうつ病を引き起こしてしまう仕組みを持っている確率が高いとも言われています。何事も、自分のキャパシティを超えるほど過度に頑張り過ぎた時には、支障が起こります。気持ちの負担だけでなく、肉体的な負担も発症につながるケースがありますので、予防するためには十分な休息が必要です。人間は、物事の捉え方、考え方、行動や言動をいきなり変えることは出来ません。自分にそうした要素があるという場合には、自分でまずそのことを理解して、意識的に心身に余裕を持てる生活を整える必要があるでしょう。悩みやすく、周囲に気を配り過ぎる人が発症しやすい病気でもありますが、実は常に白黒決着を付けなければいられない性格の人もうつ病になりやすいと言われています。病態としての仕組みは、脳内で作られるセロトニンとノルアドレナリンの生成量が低下して、神経細胞内の情報がうまく伝わらないことが原因だと考えられています。